柿沼人形は、1950( 昭和 25)年に創業した、江戸木目込人形の節句人形を手がける工房。二代目・柿沼東光は、独創的な人形づくりで数々の受賞歴を持つ伝統工芸士です。螺鈿の象嵌、彩色二衣重 (さいしきふたえかさね ) などの独自技法の追求、時代を見つめた斬新な人形づくりにも意欲的に取り組んで来ました。「 節句に限らず江戸木目込人形を手にする機会を増やしたい」との思いから誕生した「招き猫」シリーズは、世界的な猫ブームに乗って注目され、木目込む布地の取り合わせや革など新素材を採用することにより、まったく新しい江戸木目込人形の世界を創り出しています。
柿沼東光が創りだす雛人形は、伝統的であり革新的、常に「時代の今」を見つめ制作に取り組んでいます。江戸木目込でしか表現する事の出来ない造形美や厳選したこだわりの衣装を用いて創りだされる御人形は優雅で上品なものばかりです。年に一度、家族と一緒に飾り付ける桃の節句は、 きっと幸せなひと時として、お子さまの記憶にも残るでしょう。
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